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【書評】『個性を捨てろ!型にはまれ!』を読んでわかったこと

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Alexas_Fotos / Pixabay

今の時代に成功したければ、人とは違う個性を求め、誰にも縛られずに自由に生きるといった雰囲気があります。

しかしこの本の、主張は逆を行きます。

「個性なんかいらない」「型にはまってこそ、成功できる」

天才や突き抜けた人に憧れ「俺も人と違ったことをやらなければ!」と思っている人が読んでみると、見えていなかった”成功の近道”が見つかると思います。

この本は、徹底的に「才能はいらない、型にはまれ」と言います。それは単なる個性を重視する今の時代へのカウンターパンチではなく、歌舞伎や茶道のような日本古来の大切なことを再認識させてくれる印象です。

本の内容について

第1章から「成功したければ『型』にはまれ!!」で始まります。

ポイント

・企画やアイデアも天才がポンポン出すものでもなく、ふとアイデアが降りてくるものでもない。これも『型』で作られる。

・他とは違うなんてつまらないこだわりは捨てて『型』にはまってしまえ。

・自由より規律の『型』が大切だ。

などなど、『型』がとれだけ大切であるかがわかる内容になっています。

 

 

 

ギターはコードを覚えることから始まる話

『型』がどれくらい大切か、わかりやすいエピソードがあったので紹介します。

ギターをやったことのある人にはよくわかる話です。

 

物事には順序がある。まずはコードを憶えること。個性だの才能だのを考えるのは、その後だ。

 

ギタリストになりたいのであれば、コードが弾けるのが当たり前です。コード進行は音楽で大切な要素なので、才能以前にこのコードという『型』を弾けるようになる事が大切です。

 

これは音楽に限らず、たとえば自分の仕事における「コード」はなんなのか、じっくり考えてみるといい。

 

営業であれば「商品知識」のコードかも知れません。商品開発であれば「マーケティング」のコードかも知れません。

まずは基礎知識をしっかりと憶えて、経験を積み重ねるうちに個性は自然と出てくるはずです。

 

 

 

まとめ

著者の三田紀房先生は「ドラゴン桜」や「インベスターZ」などのヒット作を数多く持つ漫画家です。

ご本人も漫画家として成功するために『型』を研究して、『型』にはまって仕事を進めてきました。

この本を読んでみようと思った理由はもそこにあります。

メモ

・時代の流れとは反対の意見だったこと

・知っている漫画家ご自身の体験をもとに構成された本だったこと

 

歌舞伎役者の故中村勘三郎さんも『型』についてこんなことを言っていました。

型がある人間が型を破ると「型破り」

型がない人間が型を破ったら「形無し」

 

『型』の大切さを改めて気付かせてくれた良い本でした。

 

 

 

 

 

 

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