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これからブログを始める方におすすめしたい本があります。
「ライティング」と「マーケティング」の本です。
どちらもブログを書くときに必ず役に立つと思います。
わたしは50記事くらい書いたところで「どうやったらもっと良い記事が書けるのか」悩みました。
そんなときにこの2冊を読んで、悩みがスッキリと解決したのを覚えています。
「誰かの役に立つ記事を書いて届ける」
とてもシンプルだけど大切なことをこの本から学びました。
好きなだけ書いてスランプに落ちたときでも、これからブログを始めるときでも、
どのタイミングで読んでもタメになる本です。
この本は、心理学者アドラーの教えが書かれたベストセラー「嫌われる勇気」の著者である古雅史健さんの本です。
古賀さんは出版社勤務後、独立してビジネス書や教養書を数多く出版しているフリーランスライター
※noteも書かれているので気になる方は読んでみてください。書くこととは考えることであると良くわかります。
嫌われる勇気の読みやすさを思い出しましたが、さすがライティングのプロが書いた本ですね。
そんなプロの文章を書くノウハウがつまった1冊になっています。
わたしが1番悩んでいたことを、この本は解決してくれました。
それは「話せるのに書けない」「頭の中ではわかっているのに書けない」ということです。
本の中ではこのような状態を「ぐるぐる」と呼んでいます。
そして「ぐるぐる」を書こうとするのではなく、相手に伝わるように”翻訳”せよ!と言っています。
つまり書くことは考えることなんだよ。理解しているから書けるのわけではないんだよ。書くことによって自分が考えていることがわかるんだよ。
目からウロコの学びや気づきが多すぎる1冊です。
こんなことも学べる
- 「リズムの悪い文章」はなぜ読みにくいのか
- 「いい文章」とはなにか
- 読者は「どんな姿勢」で読んでいるか
- 予告編の基本3パターン
- などなど・・・
考え方から実際に書くためのテクニックまでていねいに書かれているので、
ブログを書いている人は読んでおいて損はないとおすすめします♪
刺さった一言
- ”ぼくは「美しい文書」など、目指すべきではないと思っている”
美しい文章はたしかに素晴らしいけど、それよりも相手に伝えることができる正しい文章のほうが大切だということです。
美しくても伝わらなくては意味がない。
自分の思いを相手に正しく伝えることが文章を書く本質です。
マーケティングを学ぶ1冊

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ドリルを売るには穴を売れ
著者:佐藤義典
この本は、マーケティング脳トレーナーMBA&中小企業診断士でもある佐藤義典さんの本です。
マーケティングの基礎を、廃業寸前のレストランを立て直すというストーリーと一緒に読み進められます。
マーケティングと聞くとむずかしくて堅苦しいイメージがありますが、この本はやさしい表現でとてもわかりやすい内容になっています。
はじめてマーケティングを勉強する方にはおすすめです。
本のタイトルにもなっているようにマーケティングの本質をしっかりと学べます。
「顧客にとって価値あるもの」を売りなさい。顧客はドリルを買いにきたが、本当にほしいものは穴なんだ。

ここがマーケティングの本質です。
実は日常生活にもマーケティングはあふれていて、あなたがコンビニで買った新商品のジュースもマーケティングの結果売れたということです。
なんで買ったのか自分に問いかけることで、いつでもどこでもマーケティングの勉強ができます。
マーケティングのポイント
- あなたはなにを売っているのか
- 誰があなたの商品を買ってくれるのか
- あなたの商品でなければいけない理由はなんなのか
- どうやって届けるのか
マーケティングにとって大切なポイントについて、各章ごとに深くていねいにわかりやすく教えてくれます。
この本は廃業寸前のレストランを立て直すというストーリーですが、ブログを書くときに必要なエッセンスがギッシリとつまっています。
マーケティングの本質はすべてのことに使える内容です。
刺さった一言
- "絞らなければ誰にも売れない"
もしあなたが30代の男性だったら、
万人向けに書かれた雑誌より30代男性向けに書かれた雑誌を買うでしょう。
ブログもまったく同じで、できるだけ多くの人に読んでもらおうとした記事はあまり読まれません。
本当に困ってる人に向けて書いた記事はよく読まれます。
おわりに
ライティングを学ぶ1冊
20歳の自分に受けさせたい文章講義
著者:古雅史健
マーケティングを学ぶ1冊
ドリルを売るには穴を売れ
著者:佐藤義典
今回紹介した2冊は、ブログを書くときに必要になる「ライティング」と「マーケティング」について学べる名著でした。
今でもつまづいたときには何回も読み返しているので、本当に買ってよかった本です。
「どうやったらもっと良い記事が書けるのか」悩んでいる方や、これからブログを始めようとしていう方に読んでもらいたい2冊でした。