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人の心情としては、支払った保険料が戻ってきたら嬉しいですよね。
掛けた保険料が全部消えたら損した気持ちになりますよね。
では、保険料の掛け捨ては本当にもったいないのか?見てみましょう。
目次
毎月の保険料が無駄になる?
生命保険のタイプは2種類あります。掛け捨てと積み立て。
掛け捨てとは、毎月の保険料を掛けて保障期間が終わった時に満期保険金や解約返戻金がない保険料の支払い方です。
積み立てとは、毎月の保険料を掛けて保障期間が終わった時に満期保険金や解約返戻金を受け取ることができる保険料の支払い方です。
掛け捨ては、毎月支払った保険料をドブに捨てるようなものなのでしょうか。いえいえ、決して無駄になるような仕組みではございませんのでご安心を。
掛け捨て最大のメリット♪
保険料が安い=これが最大のメリットでしょう。安い保険料で大きな保障を得られることが掛け捨ての良いところ♪毎月の家計の負担も軽くなるのでキャッシュフローが良くなります。
掛け捨て VS 積み立て 驚きの結果に!
アクサダイレクト生命のシュミレーターを使って試算してみました。
条件は、
・死亡保険金額=2,000万円
・払込期間=35歳〜60歳満了
定期保険で掛け捨てた場合
毎月の払込保険料=5,480円
終身保険で積み立てた場合
毎月の払込保険料=47,160円
その差はなんと毎月41,680円!!!こんなに違うんです驚きです!しがないサラリーマンの私には払えません!家計圧迫!火の車!!小遣い無し!!!昼食は公園の水のみっ!!!!
まとめ 結局、掛け捨ては損なの?
結論は、掛け捨ては損でも得でもないんです。
掛け捨て保険は毎月の保障を買ってるだけなんです。ついでに保険を貯金がわり利用したい人は積み立て保険として、毎月の保障にプラスして貯蓄分を上乗せして支払ってるだけです。
掛け捨てと積み立ての仕組みをアクサダイレクトの試算で単純に説明すると、
掛け捨て保険料=【掛け捨て5,480円のみ】
積み立て保険料=【掛け捨て5,480円のみ】+【積み立て41,680円】
【掛け捨て5,480円のみ】の部分は毎月の保障が終われば消えてなくなるお金です。【積み立て41,680円】の部分が将来受け取れるお金ですね。
【積み立て41,680円】の利率は決して良いわけでもないし、途中で解約しちゃうと元本割れするし、だったら積み立てる分は国債買ったり、株買ったり、投資に回して自分で運用しながら貯蓄するという考えもできますね♪
どーしても、手元にあると使っちゃうから強制的に積み立てたい人にはオススメかもしれません。いずれにせよ、掛け捨て部分は損でも得でもなくてちゃんと毎月の保障をしてくれている部分です。
将来の貯蓄は自分で運用する人、毎月支払う保険料が安い方が良い人は掛け捨てがオススメです!
私も毎月のキャッシュフローを多く残したいので(というか毎月4〜5万円も払えない!)、掛け捨てで安く保障は大きい保険に加入します♪
保険のことで悩んだらまず相談♪
初めての保険はわからないことだらけで不安になってしまいます。。。
ネットでいろいろ調べればとても勉強になりますが、実際に保険のプロへ相談するのが一番わかりやすいと思います。
疑問に思ったことは遠慮なく聞けますし、自分では気づけなかったアドバイスも頂けます。